今度は、サムさんのお父さんが来てくれました
ある日、ひとりの海外のお客さまがお店に来てくださいました。
席にご案内してしばらくすると、スマートフォンの画面を私に見せてくれました。
そこに映っていたのは、以前私が書いたブログの記事。
https://www.pizza-fortuna.jp/fcblog/162765.html
アメリカから、2年ぶりにお店へ来てくれたサムさんについて書いた記事でした。
「サムの父です」
そう言われて、驚きました。
以前ブログにも書いたのですが、サムさんは2年ぶりにアメリカからお店へ来てくれたお客さまです。

「ここの揚げピザが忘れられなかった!」
そう話してくれたことが、本当にうれしくて、忘れられない出来事としてブログに残していました。
まさか今度は、そのサムさんのお父さんが来てくださるなんて!
お父さんは仕事で日本に滞在していて、サムさんからこのお店をすすめられ、一人で来てくれたそうです。
息子さんがお店のことを覚えていてくれただけでもうれしかったのに、家族にまで話してくれていたこと。
そして、お父さんが実際に足を運んでくれたこと。
小さなお店での出来事が、遠く離れたアメリカのご家族の中でも話題になっていたのだと思うと、なんだか不思議な気持ちになりました。
帰り際、お父さんは、
「また来るね」
と言ってくれました。
そして、
「また来年、息子が来ると思う」
とも教えてくれました。
サムさんが初めて来てくれた日には、まさか数年後にお父さんまで来てくださるとは思っていませんでした。
一度の出会いで終わると思っていたご縁が、国を越えて、少しずつ続いていく。

お店をしていると、売上や数字のことで頭がいっぱいになってしまう日もあります。
それでも、こんな出来事があると、続けてきた時間はちゃんと誰かの記憶に残っていたんだと思えます。
またお父さんに会える日も。
そして来年、サムさんに会える日も。
今から楽しみにしています。

